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「ほめ方」の具体的方法を学べる一冊
「ほめる子育て」
親子関係が良好そうだし、理想的でいい響きですよね!
子どもをほめて、
自己肯定感を高めてあげたい!
けど現実は、
言うこと聞かない!時間がない!余裕もない!
ほめるって難しい、、、、
そんな時に手にした本書。
「子どもをほめるために必要なこと」を順序だてて解説してくれています。
本書の構成
本書は次のとおり3部構成となっています。
お二人とも、ほめて育てる教育「ほめ育」を提唱されている方です。
「ほめ育」のプロが教えてくれる「最上のほめ方」。
正直、「そんなことまでできないよ~」と思う点もありましたが(笑)
とても勉強になりました。
学びの2キーワード
「最上のほめ方」の4ステップ
家庭のあり方の再確認
まずは「家訓」となるような、「家庭のルール」を設定。
この「家庭のルール」は、子供の土台となるそう。
これは子供の成長とともに、アップデートします。
我が家は
・何にでも挑戦する
・自分や人を傷つけない
にしようかなあ
親と子のタイプ分け
「ほめ方」にタイプがあるって、ご存知でしたか?
私は知りませんでした!笑
その子(人)に合ったほめ方をすることで、
「ほめる」ことがより効果的になりますね。
親が自分をほめる
「自分を認める程度にしか相手を認めることができない」
どきっ
自分に余裕がないと、子どもをほめることは難しいですよね。。。
親の心が満たされていないと、子どもの良いところも見えなくなってしまうのです。(中略)子どもをほめる前に、まずは親御さん自身による自分ほめが大切なのです。
「最上のほめ方 自己肯定感を高める4ステップ」八田 哲夫・原 邦雄著(株式会社 光文社)
でも自分をほめることも難しくないですか?笑
「自分ほめ」の目的は「がんばりすぎている自分のマイナス感情を癒すため」だそう。
とりあえず、「ほめるハードル」をぐーーーーーーーんと下げるところから始めます。
朝起きただけで、私、えらい!笑
親子でほめ合う
家族がほめてくれたら嬉しいですよね♡
興味深かったのが「家族ほめ会議」
なりたい自分やなりたい家族像を具体的な文字・写真・イラストなどにしてボードに貼り、❝見える化❞する作業です。
「最上のほめ方 自己肯定感を高める4ステップ」八田 哲夫・原 邦雄著(株式会社 光文社)
「自分の目標」を家族全員で共有すれば、
目標に向かって頑張っている姿を応援し合えますね。
ぽこ美が大きくなったら、家族それぞれの目標を共有してみたいと思います。
「親が目標に向けて努力している」姿も
見せられますね。
(私の目標は永遠にダイエットになりそう笑)
ほめ方3タイプと適切な言葉がけ
子どもの望むほめ方で考えると、3つのパターンがあるようです。
自分や子供がどのパターンに当てはまるか、
考えてみるだけで面白い♡
本書では、それぞれのタイプの特徴や適切な言葉がけが紹介されています。
ただしこれは「厳密に3つに分けられる」という話ではありません。後述しますが、人は基本的にこの3つの要素を持っていて、どれがより強く現れるかで違いが出るという話なのです。
「最上のほめ方 自己肯定感を高める4ステップ」八田 哲夫・原 邦雄著(株式会社 光文社)
「ほめ方」にタイプがあること、それぞれ適切な言葉がけがあること。
これを知っているだけでも、こどもの対応の引き出しが増えるなあと感じました。
感想
「ほめ育」のプロが教えてくれる「最上のほめ方」を学べる一冊。
「ほめる」だけでなく「しつけ」も必要だということ。
まずは自分を満たしてあげることが重要だということ。
どれも当たり前に感じているけれど、忘れがちなこと。
それを思い出させてくれますし、
何より子供と過ごす「今」をポジティブなものにしようと改めて思いました。
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